懐古的に昭和を感じる。

本日読んだ書物。

京極夏彦氏が選んだ短編集。昭和の香りがする良い本。カラーページの色合いがなんともいえない味がある。
私見として面白いのはエッセイの部分。戦争を経験した年代の今を見る感想が記載されている。


ゲゲゲの鬼太郎の解説本。水木氏と京極氏の会談等も記載されている。
巻頭にある「鬼太郎VS一刻堂」(言霊使いの罠)は京極堂シリーズの愛読者なら一見の価値あり?


つげ義春の温泉

つげ義春の温泉

つげ義春氏の温泉紀行文等の集大成?
漫画も「二岐渓谷」「ゲンセンカン主人」等が解説も付いて載っている。また、氏の撮り溜めた写真やイラストも記載されており、1960年代の温泉の雰囲気が分かる。また、エッセイも一読の価値あり。